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3月5日に来日されていた韓国・中小企業庁の李 賢在(イ・ヒョンジェ)長官らの一行が東洋精鋼へ視察に見えました。
中小企業基盤整備機構を介して、オーストラリアで開催されるAPEC中小企業大臣会議 に出席する途上、日本で先進的なモノづくりの現場を視察するため訪れたもので、 一行は韓国側が李長官他韓国中小企業庁、韓国中小企業振興公団日本事務所から5人、 日本側が中小機構3人の合計8人を数えました。
東洋精鋼では、渡邊社長がパワーポイントによる会社説明の後、カットワイヤーなどの 製造工程、超音波ショットピーニングの加工実演などの工場見学に続き質疑応答が行われた。 その中で、トヨタ自動車との共同開発や国からの助成、日本の中小企業の悩みなどが質問された。
そして人材確保策として「昨年、韓国では優秀な中小企業に対して大学生が企業訪問する 体験プログラムを導入したり、その社長が大学で講義を行いPRした」、「国によって契約の 習慣の違いが障壁になることがある為、お互いの国の中小企業庁による支援があれば助かる」 など、貴重な意見交換が行われました。
『日刊産業新聞(2007年3月7日 第3面)』から抜粋